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 実写の人間の、それが人間だということはわかるが2,3コマ見ただけでは何やってるのか分からないという特性に大変魅力を感じる。

 描けば動くのがアニメのすごいところで、とりあえず何かが動いている。

 今の自分には、五体が揃った人体を持ったキャラクターの絵を一枚すら描くことができないのに、こうして何か動くものを作ってしまうのは歪んでいるというか、この上のこれが、間違っている自分の構造の縮図のように思えてくる。しかし、とっさに作れと言われたらこういうものを出す、ということは間違いのない事実で、基本的には今後も事実だと思う。これを忌避するのを目的にしたくはないけれど、こういうのはあまり人に見せたくないと感じてしまう。

 もしかしてこれ良いんじゃないかと思っていたけれど、そのときの自分は誰か別のひとだったとしか思えない。